ふくおか食べる通信 | 0006:顔の見える関係性
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0006:顔の見える関係性

ふくおか食べる通信 編集長の梶原です。
週末、東京時代の友人たちが福岡に遊びに来てくれました。
彼らは、僕の活動を応援するため購読申し込みしてくれている仲間です。
前日の夜、福岡市内でおいしい食事とお酒で久しぶりの親交を深め合い
せっかくなので、創刊号で特集する朝倉市の柿農家秋吉さん宅を訪問する事にしました。
翌日、快晴、秋晴れの福岡
朝倉へと車を走らせました。
途中、復興半ばの被災地の状況を垣間見た友人たちは一様に言葉を失っていました。
午後3時すぎ、秋吉さん宅を訪れ、まずは柿畑を見学。
一部被災したものの豪雨を乗り越え大きな実をつけた柿を見つめ
それを思い思いにシャッターに収めていました。

そして秋吉さんとの懇談会

図らずも実現した、ふくおか食べる通信初の生産者さんと購読者さんとのリアル懇談会!!

秋吉さんの想いに耳を傾ける友人たち。

1時間足らずではあったものの、彼らは秋吉さんの想いに対して共感してくれました。

いや、むしろ感動していました!

農業の難しさ、収穫の喜び、そして自然を相手にしている秋吉さんの覚悟。

友人の一人がポツリと

「今後、台風が福岡上陸というようなニュースを聞いたとしたら、おそらく心配になって秋吉さんの顔を思い出すと思う。柿、大丈夫だろうか?と」

この一言に僕のやりたいことは凝縮しています!!

「顔の見える関係性」とはこういう事なんです!!!

多くの方々にこれを体験してもらいたい。

そういう想いでふくおか食べる通信を立ち上げました。

懇談会を終えた彼らの顔があきらかに変わっていました。

それは、柿農家、秋吉さんへのリスペクトだと確信しました。