2017年10月23日 0004:「皿の上の九州」での嬉しい出来事
ふくおか食べる通信 編集長の梶原です。
10/18-10/31まで福岡天神イムズ地下2階で開催されている「皿の上の九州」というイベントに出展しています。九州の選りすぐりの食が出品されています。その数15ブース。
ふくおか食べる通信では、北部九州豪雨で被災した朝倉市杷木の生産者さんを支援する目的で、柿、梨、そばなどを出品しています。
豪雨によって被災した農地の復旧は、行政の優先順位が低く、後回しになっている状態です。行政の支援を待てない生産者さんたちは自らの手で、農地を復旧し、道を作り、なんとか収穫までこぎつけました。
その苦難を乗り越えた、柿や梨は、見事なまでに甘く、みずみずしい味をしていました。
試食をふるまっていた際、小学校低学年くらいの男の子がやってきました。
「食べていいよー」
私がそう声をかけると、おもむろに梨の試食を始めました。
「おいしい!」と笑顔
もう一口、試食しました。
ところが、柿の試食に手をつけようとしません。
「柿はいらんと?」
と私が聞くと
「柿は苦手です」と。
「ふーん、だまされたと思って一つ食べてみたら」
と促すと、少年は思い切って一切れ試食しました。
とどうでしょう、僕の顔を見て「おいいしい!!」
「もう一個食べてもいいですか!!」
こういう瞬間はたまらなく嬉しいですね!!
10月31日の10時〜20時まで、毎日出展中です。